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イタリアの白スパークリングワイン「プロセッコ」ってどんなワイン?

イタリアのスパークリング白ワインのひとつプロセッコをご存知でしょうか?そのまま飲むのも当然美味しいのですが、アペロールスプリッツなどのカクテルの材料としても使われます。さて、プロセッコってどんな特徴があるのでしょうか?イタリアのスパークリングワインで良く聞くスプマンテと何が違うのでしょうか?また、どんなカクテルに使えるのでしょうか?

 

こんにちは!イタリアのリキュール「アペロール」マニアのオグリです。

イタリアに住み、アペロールとプロセッコのカクテル「アペロールスプリッツ」にハマり、

ついにプロセッコにもハマり出した今日この頃。この記事ではそんな私がプロセッコについて解説します!

 

プロセッコ(Prosecco)とは[1]

産地&ブランド

プロセッコの産地
プロセッコの産地 ヴェネト州

イタリアの北部、ヴェネト州のベネチアから北に50kmの丘陵地を中心産地とする白のスパークリングワインを指します。

ブドウ品種はメインでグレーラ種が使われますが、15%以下で他の品種もブレンドされることがあります。

 

プロセッコの中でもコネリアーノ ヴァルドッビアーデネ(Conegliano Valdobbiadene)という地域で造られるものはプロセッコ・ディ・コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ(Prosecco di Conegliano Valdobbiadene)と呼ばれ、2009年にD.O.C.G.ワインに認定されています。

その周辺地域のプロセッコについてもD.O.C.ワインに認定されており、イタリアワインの中でも高品質な部類に入ります。

 

なお、D.O.C.G.ワインとは、イタリアの保護原産地呼称ワインのことで、1963年に作られたワイン法により保護れているイタリアワインの中でも最上位にランクされるワイン、D.O.C.ワインは2番目に位置するワインです。

 

ただ、D.O.C.G.ワインは年々増加傾向にありリストを見ると何十種類もあり、また必ずしもD.O.C.G.ワインが一番おいしいワインというわけでも無いことから、あくまでも良いワインを選ぶ一つの目安として捉えると良いようです。

種類&味

基本的にはこれまでに説明してきているように、スパークリングタイプの白ワインです。

また、生産量は少ないもののFrizzanteというセミスパークリングタイプや

Tranquilloというノンスパークリングタイプもあります。

 

アペリティーヴォ(食前酒)として良く飲まれるワインであることもあり

そこまで重い味、重い味ではなく、比較的あっさりとしていて、果実の香りが爽やかな辛口寄りのワインです。

プロセッコの産地ヴェネト州は海に面しており、海の幸が豊富な地域。

地の酒は地のものとの相性が抜群、ぜひ魚料理と楽しみたいですね!

 

スプマンテ(Spumante)との違い

スプマンテとはイタリア産の発泡ワイン全体を示す言葉で、その中にプロセッコやネッビオーロなどの個別スパークリングワインが含まれます。

なので、違いは上位概念か下位概念かということになり、プロセッコもスプマンテの一種となります。

 

プロセッコを使ったおすすめカクテル

せっかくなのでヴェネト州にこだわったプロセッコカクテルをご紹介します!

アペロールスプリッツ(Aperol Spriz)

Aperol spriz in bar
Aperol spriz

アペロールはプロセッコと同じくイタリアのヴェネト州発のリキュールです。

地の酒同士の黄金コンビ!イタリア北部を代表するカクテルです!!

ひとくちにアペロールスプリッツといってもそのレシピはいくつもありますので、

この記事では基本的なレシピの一つ、IBA(国際バーテンダー協会)公認のレシピ[2]をご紹介します。

 

材料

・プロセッコ(Prosecco60ml

・アペロール(Aperol40ml

・ソーダ水

・オレンジスライス

 

作り方

1.プロセッコとアペロールを混ぜる

2.氷を入れたオールド・ファッションド・グラス(ロックグラス)に1を注ぐ

3.ソーダ水を注ぐ

4.オレンジのスライスを添えて出来上がり

*手間をかけたく無ければ、グラスに氷を入れて、そこにアペロール、プロセッコ、ソーダ水を注いで混ぜてしまっても問題なく楽しめます。

 

アペロールやスプリッツについては別の記事で詳しく解説しています。

スプリッツの記事ではIBA以外のイタリア人直伝レシピもご紹介しているので、ぜひ見てみてください。

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Aperol spriz!

 

ベリーニ(Bellini)

Bellini
Bellini

ヴェネト州の州都ヴェネツィアにある「ハリーズバー」のジュゼッペ・チプリアーニが1948年に考案した桃とプロセッコをベースとしたカクテルです。

アペロールスプリッツの誕生は1950年、同時期なのが興味深いですね。

ピンク色の見た目が美しく、甘みの強い女性に人気のカクテルです。

 

材料

プロセッコ 80ml

ピーチピューレ または ピーチネクター 40ml

グレナデンシロップ 5ml または 砂糖(少々)

プロセッコとピーチピューレの量はプロセッコ2に対して、ピーチピューレ1になります。

グレナデンシロップはピンクの色を付けるために加えるものなので、

こだわらないなら砂糖やガムシロップで代用可能です。

 

作り方

1.グラス(フルートグラスがオススメ)にピーチピューレを注ぐ

2.グレナデンシロップを注いで軽く混ぜる

3.プロセッコを注いで混ぜる

 

自分で作るのが面倒くさい??

そんな方はベリーニを買って飲んでみてはいかがでしょう。

私は、買って飲む派です(笑)

 

バカルディジャパン

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事ではプロセッコの解説とおすすめカクテルのレシピをご紹介しました。

プロセッコもカクテルもぜひ飲んでみてください!美味しいですよ!!

 

私が好きなのは、こちらのプロセッコです。

イタリア最高峰でありながら、メチャクチャ高いわけでもないのが魅力です!

特にアペロールスプリッツを作るなら断然オススメ!!

 

Amazon と楽天でプロセッコを検索した結果のリンクも貼っておきますね。

自分の好みで探したい方は見てみてください!

 

Amazonのプロセッコ検索結果

 

楽天市場のプロセッコ検索結果

 

飲みきれなかったプロセッコ、次に飲むときも泡を楽しみたいですよね。

この記事で泡を保つ保存方法を紹介しています!

ぜひ、合わせて読んでみて下さい!!

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Sparkling wine

 

[1] http://www.prosecco.it/en/prosecco-superiore-docg/ 

 

>イタリア北部発のリキュール「APEROL」

イタリア北部発のリキュール「APEROL」

ロックはもちろん、スパークリングワイン&ソーダ割りのスプリッツ、ソーダ割り、オレンジジュース割り、グレープフルーツジュース割り、自分好みの飲み方がきっと見つかる!日本人も絶対ハマる、世界中で人気のお酒です♪

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